
逸走暴走防止装置
近年、異常気象下で都市部にも起きるヒートアイランド現象による竜巻、台風、突風が増加しています。それに伴いコンテナークレーン、ガントリークレーン、が逸走暴走し衝突倒壊事故が多発しています。この事がIcan の逸走暴走防止レールブレーキ(IRB-N,IRB-P)の採用に繋がり、安全性の増強にお役に立っています。
モータブレーキと組み合わせて、逸走暴走防止装置ブレーキとしての能力向上させるRunaway Stop Seriesは駆動輪に連結するモータブレーキ(IB30)、従動輪を制動するホイールブレーキ(IWB)、クレーンの自重でレール上面をパッドで押さえて制動するレールブレーキ(IRB)など、お客様のニーズや目的、現場で求められる制動力に応じて、さまざまな組み合わせを選択出来ます。
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逸走暴走防止用モータブレーキ

クレーン駆動軸上のモータデスクブレーキで状況の視認が容易なことと、メンテナンス性が高くまた調整が容易などにより、走行クレーンに採用されています。
PSA(シンガポール)、West Port(マレーシア)、PTP(マレーシア)や国内でも多数採用されてきており好評ををはくしています。
N マウントとMidマウントの両タイプがありますが、左写真に示すのはMidマウントタイプです。
モータブレーキと組合せて逸走暴走防止能力を向上

従動輪を挟んで制動させる走行、横行用ブレーキです。装備数を増すほどに、制動力が向上します

単独のブレーキでは抑止できないレール上の滑走などに対し、クレーンの自重を生かしてレール上面をパッドで抑え制動します。クレーン逸走(暴走)防止に有効です
逸走暴走防止装置 適用実例

走行クレーンを中心にさまざまな産業の現場設備に採用されて逸走暴走防止事故を未然に防ぎます。

コンテナクレーンの係留など目的・用途・求められる制動力に応じ、逸走暴走防止のニーズにお応えしています